鍼について
始まりは石の先端を鋭くしたもの、その後に動物の骨や竹を削ったもの等があったそうです。
その後の前漢の時代までには、金属の鍼が確立されていきます。
前漢時代の中山王劉勝の墓からは、金や銀の鍼が発掘されています。
その後、6世紀ごろに朝鮮半島経由で日本に伝えられ、律令制度の中に
「鍼博士」「鍼師」「鍼生」といった制度の記録が残っています。
使い捨てではない鍼も使用しますが、高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)を使用して、滅菌、衛生管理対策はしっかりと対応しております。
当院で使う鍼の材質は、ステンレス製が多いです、他には金、銀、チタンを使い分けて使用しております。
ステンレスなどで金属アレルギーが出る方でも、症状の出にくい金、銀、チタンで対応可能です。
注射の鍼よりも細く、針先の形も注射針のメスのように切り裂くような形はなく、少し丸みを帯びて、皮膚や筋線維の間をかき分けて入るようになっています。
まったく痛くない、と言うわけではありませんが
「思ったより全然痛くなかった」 「全然痛くなかった」と言われることがほとんどです。
鍼の効果
多くの症状に対応できるものなのです。
鍼灸施術の治療的作用
調整作用 |
組織、器官に一定の刺激を与えて、 1. 興奮作用 近くの鈍麻、 2. 鎮静作用 痛みや痙攣のように |
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誘導作用 | 患部又は遠隔部に鍼灸刺激を与え充血を起こし、 1. 患部誘導法 局所の血行障害に対し、 2. 健部誘導法 局所の充血・炎症に対し離れた |
鎮痛作用 | 脳内の内因性モルヒネ様物質等の分泌による作用 |
防衛作用 | 白血球や大貪食細胞などを増価させ、 |
免疫作用 | 免疫機能を高める作用 |
消炎作用 | 白血球が増加し、施術部位に遊走する。 |
転調作用 | 自律神経失調症やアレルギー体質を改善し、 |
反射作用 | 鍼や灸の刺激を介して、 |
世界保健機構(WHO)が出した、鍼灸が役に立つとされる疾患のリスト
神経系疾患 | 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・ |
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運動器系疾患 | 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・ |
循環器系疾患 | 心臓神経症・動脈硬化症・ |
呼吸器系疾患 | 気管支炎・喘息・風邪及び予防 |
消化器系疾患 | 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘) |
代謝内分泌系疾患 | バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血 |
泌尿器系疾患 | 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・ |
婦人科系疾患 | 更年期障害・乳腺炎・白帯下・ |
耳鼻咽喉科系疾患 | 中耳炎・自明・難聴・メニエール病・ |
眼科系疾患 | 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・ |
小児科疾患 | 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、 |
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